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いつも行くあのお店で、またおいしいご飯が食べられるように 市原飲食店応援プロジェクト

新型コロナウイルスにより他地域同様大きな影響を受けた市原市。オープンロードでは地域への打撃を少しでも和らげられないかといくつかのプロジェクトを行いました。そのひとつ、クラウドファンディングを使った市原市飲食店応援プロジェクトをご紹介します。 談:小川起生 2020年6月26日

1日の売り上げがたった1〜2万円。
新型コロナウイルスの飲食店への影響

 2020年に世界を襲った新型コロナウイルスからは、市原市も大きな影響を受けました。オープンロードの市原オフィスがあるCo-Saten近隣の飲食店からも3月の後半くらいからいろいろな声を聞いていて「1日の売り上げが1〜2万円しかない」「100%テイクアウトに切り替えた」などかなり厳しい状況であることは僕たちも理解していました。ただ、各地で飲食店を応援するプロジェクトは立ち上がっていたため、僕らがやらなくても他の誰かが市原でもやるだろうと、3月の段階で特に行動はしていませんでした。しかし市原では誰も動かないままの状況が続き、市原市の方からは「市で立ち上げようか」という話も聞いていました。けれども、それならば僕らが始めた方がスピーディーに動けるのではないかと考えて、プロジェクトを立ち上げることにしました。

プロジェクト参加店

ただ寄付するよりも広がりが出るように
支援の方法はクラウドファンディング

 飲食店を支援する方法はいくつか考えられました。商工会議所なども寄付を募っていて、かなりの金額が集まっていたようですが、僕らはお金を集めることに加えて、市内にどんな飲食店があって、現状どのように困っているかを広く知ってもらうことも大切だと考えました。そういった広がりを作れる方法として支援はクラウドファンディングを使って行うことに決めました。
 通常の寄付だとウェブサイトなどの広報でも、寄付企業の名前が大きく掲載されることが多く、寄付された側の名前はどうしても伝わりにくくなってしまいます。けれども今回は寄付をして終わりではなく、その寄付を生かして飲食店が営業を続けていくことが目的であるため、コロナウイルスが落ち着いた時に、お客さんが飲食店に足を運んでくれることが重要だと考えました。そのためにも飲食店の存在を地域の方たちに知ってもらうことが必要でした。
 そんな考えから購入型のクラウドファンディングを使い、支援者には支援金額と同額の食事券(クラウドファンディング参加店舗で使えるもの)をリターンとして設定しました。

高校生、大学生、社会人など
多種多様なプロジェクトメンバー

 市原市飲食応援プロジェクトはSNSや知り合い経由で集まった、高校生/大学生/社会人/市原在住/都内在住など多種多様な人たちによって進められました。食事券のデザインや、SNSの投稿など、それぞれが得意分野を担当することでスピーディーでパワフルな動きができたのではないかと思っています。
 また今回市原に関係するチームで一つのプロジェクトを行ったことで、今後また地域に別の問題起きた時や、新しいことを始めようと思った時にも、またスムーズに集まって動き出せる体制ができたことは、プロジェクトの副産物としてとても貴重な財産ができたのではないでしょうか。今回のメンバーの中で、Co-Satenでスタッフを手伝ってくれるようになった人もいるなど、この関係を大切にしていければと考えています。

食事券の発送作業を行うプロジェクトメンバー

当初の目標金額は達成したが
支援は別の形で今後も継続したい

 みなさんからの協力で、当初の目標金額である300万円を大きく超え、6,608,100円が集まりました。支援をいただいた方々、本当にありがとうございました。集まったお金は参加店舗に分配し、支援者のみなさんへの食事券発送も完了しました。直接お話しできた参加店舗の方からは「よくやってくれた」という労いの言葉もいただき、クラウドファンディングとしては一定の成果が出せたのではないかと思っています。
 けれども、新型コロナウイルスは今後もまだ収束しない中、プロジェクトメンバーは引き続き飲食店支援の方法を考えています。どうやったら今後クラウドファンディングの盛り上がりを持続していけるか、地域の人たちに飲食店へ足を運んでもらうにはどうしたら良いか、そんなアイデア出しをまだまだ続けています。その一つの案として、今回参加してくれた飲食店の数は、飲食店組合や観光協会の所有する飲食店リストよりも多く、100店舗を超えています。その数を生かして、規模の大きいキャンペーンや、テイクアウトを始めたお店を広報したりといったことができないかなと考えています。
 クラウドファンディングのページには以下のメッセージを掲載していました。
「いつも行くあのお店で、またおいしいご飯が食べられるように。」
 まずは今回の支援者のみなさんが食事券を使ってお店で食事を楽しんでくれること、できればその際に友人知人と一緒に訪れたり、その後も再訪していただくことで、掲載したメッセージの実現に少しでも近づけたら良いと思っています。

関連リンク

本文に登場した関係者のみなさん(五十音順)

  • 稲葉海幸

    クラウドファンディングでは市内飲食店の皆様への連絡を担当。 市原市出身。大学時代は地元を離れて地域づくりに関する団体に所属。年を重ねるごとに地元がますます好きになったり、のどかで落ち着く等地元を離れてわかった地元の魅力に市原で貢献したいと思いこのプロジェクトに参加。

  • 木原誠人

    クラウドファンディングではInstagramなどのSNS担当。 市原市内の高校生兼ラッパー。市原生まれ市原育ち。五井駅前の配信スタジオ「ゴヰチカ」で活動。地元に何か還元したいとプロジェクトに参加。

  • こぬまゆい

    最近地元に興味を持ち出した市原市で生まれ育ちの女の子。沢山の笑顔が集まる空間や美味しいお食事を提供してくださる飲食店の方々に、少しでもプラスになることをしたいとの想いでこのプロジェクトに携わる。

  • 小深山徹

    クラウドファンディングではSNSの投稿を担当。 Co-satenスタッフ。地元牛久商店街の活性化の活動や、南市原の空き家プロジェクト開宅舎など市原市全体で活動。今回、新型コロナウイルスの影響により、飲食店さんが大きなダメージを受けているのを身近に感じ、何かできないかとこのプロジェクトに関わる。

  • 坂尻彩夏

    クラウドファンディングでは市内の飲食店の皆様への連絡・webデザイン等を担当。 フリーランスのライター/デザイナー。和風の手描きデザインを得意とし、Tシャツやユニフォームのデザインを描いたりしている。音響・照明関係やフリーのモデルなどもしており、様々な分野で活動中。市原市のラーメンをこよなく愛しており、飲食店の危機を少しでも救えればと言う想いでプロジェクト参加。

  • 竹内航太郎

    クラウドファンディングではInstagramなどのSNS担当。 先日中学校を卒業したばかりの高校1年生。中学生時代、「努力」ということをしないと語る。地域と深く関係のあるCo-satenと共に、努力が報われたときの快感を味わいたいと、このプロジェクトに参加。社会人とプロジェクトに関わるのは初。

  • 原麻里子

    クラウドファンディングではプロジェクト全体の管理を担当。 Co-satenスタッフ。大学卒業後パーマカルチャーや持続可能なコミュニティーづくりを実践するためにオーストラリアへ渡る。海外から日本を俯瞰することで、日本の伝統文化や四季折々の生活の知恵の魅力を再認識することができ、昨年帰国。

  • 平野陽太

    クラウドファンディングでは市内飲食店の皆様への連絡を担当。 東京都在住。千葉大学を卒業し、大学発ベンチャー企業「ミライノラボ」で研究員として千葉県の地方創生に携わる。その一環として市原市の牛久商店街の活性化事業にかかわり、地域活動等にも参加する中で市原の魅力を肌で感じる。コロナの中、縁ある市原の役に立ちたいと思いプロジェクトに参加。

  • 峯川大

    クラウドファンディングでは市内の飲食店の皆様への連絡・調整を担当。 地域活性化団体「のろし」共同代表。埼玉在住、東京勤務、そして週末は市原で活動しているNPOスタッフ。2012年から市原市中部の鶴舞・山小川エリアを拠点に森林整備やフリーペーパー作成、イベントの企画運営などに取り組む。

  • 宮原恒輝

    クラウドファンディングではリターンのチケットデザイン等を担当。 地域活動には小学生の頃から参画し、7才で写真にハマり、中学2年生より地域での映像制作を始めた現在21才のフォトグラファー・ビデオグラファー。高校時代には朝日新聞にて地域発信の活動が紹介されるなど、写真や映像のほかデザインや音楽など幅広い分野で“地域”に重心を置いたクリエイター活動を送っている。

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