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キャリア教育×国際交流の日常利用 五井会館利活用実証事業〝ゴイカツ〟

2025年度の五井会館利活用実証事業は、〝ゴイカツ〟という愛称で親しまれてきました。 「キャリア教育×国際交流」を軸として探られた、五井会館2階の日常的な利活用の可能性。 その中で生まれた多彩なイベントの様子をお伝えします。 文:Chisato Aoyagi 2026年3月

事業概要

キャリア教育×国際交流を柱として、日常的な活用の場を

五井会館利活用実証事業は、2023年度から三カ年で計画されていました。
3年目となる2025年度は、五井会館の「日常的な活用」をテーマとして実証事業を推し進めました。

2023年度・2024年度は、オープンロードが主催して年に数回の大きなイベントを企画するという形で、五井会館2階を活用してきました。
過去2年間をふまえ、2025年度は週に3回程度の開館日を設け、市民のみなさんに「日常的に使ってもらう」ことを目指しました。

五井会館2階を、みんなのものとして活用する。
そんなこの1年間の愛称は、〝ゴイカツ〟でした。

〝ゴイカツ〟をみんなで楽しむ

2025年も引き続き、テーマは「キャリア教育」と「国際交流」。
この2つのテーマに沿った企画・イベントを、常駐のコミュニティーマネージャーが市民のみなさんと一緒に作っていきます。

例えば、アフリカ音楽体験。
子どもも大人も、セネガルの伝統的な太鼓を体験しました。

また、毎月2回行われていたポケモンカード交流会も人気でした。
ポケモンカードのルールに基づきつつ、戦略の立て方や相手とのコミュニケーションの取り方を学びます。

ディンプルアート・チョークアートや、レーザー加工機を使用したクラフト体験も。
学校の授業ではできない体験を通して、自分の好きなことを追求する楽しさを学びます。

広がっていく学びの姿

テーマとして掲げられた「キャリア教育」「国際交流」は、それぞれが分離・独立したものではありません。
自分の遠い世界のことを知りながら、自分の人生のキャリアを考えるきっかけを作る。
そんなイベントも企画されました。

「子ども演劇ワークショップ」では、「外国の人とのコミュニケーションで起きた面白いエピソード」を元ネタとして、子どもたちが脚本を作って演じます。

「外国の人とのコミュニケーションで起きた面白いエピソード」は、主に五井会館企画のイベントで集めました。
海外経験のある人の交流会「国際おしゃべりカフェ」にてテーマトークをすると、たくさんの面白エピソードが集まります。

「キャリア教育」も「国際交流」も。
五井会館2階を活用し、密度の高い体験ができる場を生み出すことができました。

「市民が主役になる」ということ

各講座の主宰や講師は、多くが一般の市原市民でした。
「地域のために何かやりたい」という想いを、コミュニティーマネージャーが伴走して形にしていきます。

和室を利用した茶道体験では、初心者向けの体験会の構成を一緒に考えました。

「自分がイベントを主催するのは初めて」という方も多く、予約の取り方やチラシ作成などをサポート。

イベント主催者同士のコラボレーションにも積極的に働きかけ、横の繋がりを広げていきます。


3年間の五井会館利活用実証事業は、2026年3月で幕を降ろしました。
2025年度、「日常的に場所が使える」という点と「やりたいことの相談ができる」という点を大きな強みとして、五井会館2階〝ゴイカツ〟はたくさんの方の学びと体験を後押しできたと感じています。

この学びと繋がりの種が、市原市の別の場所でも大きく育っていくことを祈ります。

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